大片付け


昨日、実家で、母と嫁いだ姪と私の三人が揃った。こういうことは初めて。

姪が「今日は、部屋の片付けをしなくちゃ」。
普段は、週一回、妹が姪の部屋を掃除に行くらしいが、今週は東京の姪のところへ行っているため、自分でしなくちゃいけないワケね。(妹には怖くて言えないが、母と私は内心、嫁いだ娘の世話を焼きすぎだと思っている。)

 

母が私に
「お父さんに似て片付け上手だったよね?週にゴミ袋2袋分は捨てているのに、それでも部屋の中のモノが減らないのはなんでかしら?」

 

そうそう、父は「片付けと掃除」にうるさかった。
我が家では片付けは父の担当で、日曜日の朝は家族全員で掃除と決まっていた。

思い返してみると、父には細かいところの片付けをよく注意された。机の引き出しとか、モノを溜め込むスペース。
父は「使わないモノは捨てる」が徹底していた。「勉強がイヤなら教科書は捨てる」と言って、窓の外に投げられたことも。もちろん拾いに行った。それからは勉強はともかくも、教科書は大切にした。

 

週末の掃除が習慣になり、結婚していた三年間も、毎週末は片付けと掃除をし、さらに月一回は大掃除をしていた。結婚祝いでア◯ウェイ1年分をもらったこともあったからだが、自分でもよくやっていたなぁと思う。

私は掃除機が嫌いだが、拭き掃除は好きだし、片付けはかなり得意だ。
気分がダウンしたり、時間的な問題で「片付け」ができないとイライラする。企画とか考えがまとまらないときの片付けは効果的。モノが片付くと頭も整理できる。

 

季節の変わり目に「大片付け」をして、「いらないもの・使わないもの」を選別して処分する。これまでのところ、処分したもので後悔したものはひとつもない。
定期的に大片付けをすると、どこに、なにがあるかがはっきりして不要なものを買うのが減る。洋服も好きなものや必要なアイテムが明確になって失敗も少なくなる。よく言われる通り、片付けのポイントは、とにかく、モノを増やさないことだ。

 

それでも、モノは徐々に増える。

 

友達の引越しを手伝ったら、洗剤やら、柔軟剤やら、何年分あるの?と思うほどの量が買い置きされていてびっくり!空いた菓子箱や段ボールで分類しすぎるのも、方法としてはいかがなものか?と思う。

片付け上手になるには、あまり、細かく分類しすぎないこともポイントだ。日々、使うものは、見つけやすさ、取り出しやすさが重要。細かく分類すると片付いたように見えるが、それを維持するのは難しい。そうなると、分類しただけで、中身が活用されずに終わる。私的には、空いた菓子箱や段ボールはさっさと処分するに限る。

 

私もそうだが「いつか役に立つかもしれない」とすぐに処分できず置いてあるものも多い。そいうものを季節ごとに処分すれば、限られたスペースを有効活用できる。今日は分別してゴミ袋3袋分。

 

世間ではこういうのを断捨離っていうのか???