世間を賑わしている「PCR検査」のPCRは、Polymerase Chain Reactionの頭文字で、日本語では、ポリメラーゼ連鎖反応と訳されている。
だいたい、PCR検査という言い方自体が、なんかちょっとおかしいん違う?正しくは、PCR法による遺伝子検査いうことやね?
で、このポリメラーゼ連鎖反応法(PCR法)は、キャリー・バンクス・マリスさん(Kary Banks Mullis)というアメリカの生化学者が開発したもので、その功績で1993年に、ノーベル賞を受賞してはるねんて。
wikipedia
ポリメラーゼ連鎖反応法(PCR法)は、DNA配列上の特定の領域(目的領域)を、耐熱性DNAポリメラーゼを用いて増幅させる方法で、鋳型DNAが極微量でも存在していれば目的領域が増幅されるんだそうだ。
新型コロナウイルスの場合は、そのDNAを増幅させるいうことやね?
耐熱性DNAポリメラーゼは、1本鎖の核酸を鋳型として、それに相補的な塩基配列を持つDNA鎖を合成する酵素の総称なんやって。
詳しくは、↓こういうことらしい。
FALCO HDのホームページ参照
そんでもって、この増幅を20サイクル繰り返すと、理論上2の20乗倍に増幅されるらしい。
2の10乗(2x2x2x2x2x2x2x2x2x2)が1024なので、1024の2乗、つまり1024×1024=1,048,576。ざっと百万倍やね。
1個が100万個になる イメージ?
百万倍にもなれば、ウイルスがいるか、いないかは、わかりやすいように思うが、ウイルスの有無だけで、それが悪事を働くウイルスかどうかもわかるんやろか?