知り合いの男性で、自称、赤のパンツしか履かない人がふたりいる。
どちらも年齢は60歳オーバー。還暦を機に赤の下着にしたのかどうかは知らないが、ふたりとも自慢のように話してくれた。
母は、唐突に「今日の下着、何色?」なんて聞く。
「黒の下着は老化するからやめなさい。下着は赤にしなさい!」といつも言っている。
たぶん、テレビか何かで、見聞きしたのだと思うが、黒い下着は体を冷やすとか、黒い布をかけると植物が育たないとか、そういう理由だろうと思う。かくいう母は、絶対、白のはずだけど。
母に言われて、私も赤の下着を買うようになった。で、たまに赤の下着もつける。別にデート用ということではなく。
女性にとって、仕事に出かける前、洋服に合わせて下着を選ぶ時間も惜しい。
ブラとショーツは同色が基本になっている昨今では、赤のショーツはよくても、赤のブラは透けて見えたりすると、仕事中は、ちょっとね?と思うし。そう考えると、赤の下着は、なかなか出番が回ってこない。
見えても平気で、セクシーにも見えてと考えると、黒が一番無難なのだ。男性にはわからないだろうが、洋服のデザインによって、肩ひもが見える、見えないとか、トップスの色や素材によって、透ける、透けないとか、女性には、まあ、いろいろ気になることがあるのです。
でも、確かに、赤いレースの下着をつけた日は気分がアップする。歩き方もこころなしか変わる気がする。赤という色の効果もあるし、レースというのもあるだろう。自分はオンナだなぁという意識が高まる。おそらく、赤い下着は、ホルモン分泌には一役買っている気はする。
ショーツが透けて見えることはほぼないが、私は、ブラの肩ひもが見えたりする方が気になる。ブラが黒で、ショーツが赤じゃダメかな?
下着は、上下で違う色だと男性が引くらしいが、ほんとかなぁ?こんど、25CINQでリサーチしてみようかな?
私も場合、脱いで見せることもないので、さらさら気にする必要もないけどね。万一ってことがあるからねぇ。例えば、倒れて、病院に運ばれたときとか、「あら、この人、ブラは黒なのに、ショーツは赤なの?」なんて思われやしないかとか。
子供のころ父が「万一のときのために、下着はきれいなもの、きちんとしたものをつけなさい」と言っていたっけ。結構、刷り込まれているもんね。
そういえば、中華圏で人気の赤の下着、あれって、台湾ワ◯ールが仕掛人らしい・・・。な〜んだ、中国、何千年の歴史じゃなかったんだね。