西暦2015年のラマダーンは6月18日に始まった・・・
ラマダーン(Ramadan)は、イスラム教における断食月(Islamic fasting month)のことで、今年は6月18日から7月16日までの30日間。
参考までに、ラマダーン=断食ではなく、イスラム暦の第9月である「断食月」のことだそうだ。
旧暦の6月のことを水無月といったり、10月のことを神無月といったりする、そんな感じかな?
断食月の間は、まったく食事をしないと思っていたが、実際は、日没から翌日の日の出までの間に1日分の食事を摂るのだそうだ。
友人のパキスタン人 Aちゃんは、ラマダーンが終わって、とてもスリムになった年があったのに、その翌年は逆に太っていた!
お祈りの後、家族や仲間と、日没後に食べる食事は、それはもう本当に美味しいらしい!
そら、夜中に食べすぎたら太るやろ?Aちゃん、それは、アカンやん!
断食を行う意味はいろいろあるのだろうが、Aちゃんから聞いた言葉で、なるほどと思ったことがある。
Aちゃん(大阪弁)
人間の内臓は、ず〜っと、はたらいてるやん。一生、動いてるやん。休むときないやん。
疲れたら寝るみたいに、内臓もときどき休ませてやらないとあかんねん。
だから、断食は、すごくカラダにいい。すごく気持ちがいい。
お祈りとか難しいことはわからないが、これには納得だった。
毎日、何も考えずに、朝昼晩、食べているが、これでは確かに内臓が休むときがない。お酒を抜く休肝日と同じく、胃腸に負担をかけない日を作るのもいいはず。
お酒が弱かった私も、気がつけば、いまはほぼ毎日のんでいる。今週の月曜・火曜は久しぶりの休肝日だった!
母は、知ってか、知らずか、食べ過ぎた日の翌日は「おかゆ」にしたり、食事をいろいろ工夫してくれていた。私が病気をしないのはそのおかげだと思う。
でも、ときどき、変なこともいう。
「おなかがパンパンになるくらい食べる日と、少食にする日を作って、胃を伸び縮みさせなさい!でないと、胃が硬くなるから。」
胃のストレッチ?これって本当だろうか???