大好きなお米(ごはん)が、あまり食べられなくなってきた・・・
こういうところで、エイジングを実感する。
母の手料理なら、軽くごはん4膳は食べていたのに、1か月ほど前、お昼に食べたごはんが夜中まで消化されず、相当、苦しい思いをした。そんなことがあってから、もう一口ほしい・・・を、我慢することに。
早食いは、満腹中枢に伝わる前に食べ過ぎるというが、少し物足りないくらいで食事を済ませても、しばらくすると満腹になるのがわかる。腹八分目とは本当だ。
以前から、食後、特にごはんを食べた後は、グダグダになるほど急激に眠くなるのはわかっていたが、最近はそれがひどくなってきた。早食いによる急激な血糖値の上昇と、それに伴うインシュリン分泌による血糖値の低下。血糖値が乱高下するのが原因らしい。
昼食だけは好きなだけごはんを食べていたが、体調維持には、少しコントロールしたほうがよさそうだ。
食べ方を変えたり、ごはんの量をほんの少しコントロールしただけでも、日中の眠気が改善されたように感じる。
そんな数週間を経て、久しぶりに会った友人に「食べ物をコントロールできるってすごい」と言われたが、そんな話をしていて思い出したことがある。
そういえば、私は、子供の頃から食が細く、家庭では「残してもいいから食べなさい!」と言われていたし、20代の頃は食べることが邪魔くさいと思うことさえあった。とにかく、お腹がパンパンになるほど満腹になると、本当にしんどい。だから、バイキングが大嫌い。少ししか食べないから元が取れない!
食べる量が増えたのは、社会人になって、お付き合いで食事をする機会が増えてからだ。ごちそうになって、食べ物を残すのは罪悪感がある。それで、徐々に食べる量が増えていった。
元々が超低燃費体質らしく、食べる量が増えれば、徐々に体重も増える。ハードな運動は苦手で、筋肉もつきにくい。体脂肪も増えて、体が重い。
それが、最近、若い頃のように、少し食べるとすぐに満腹になってしまう。少しでも食べ過ぎると、翌朝は体が重い。消化器系の衰えか?
基本的に朝食は必ず摂るが、身体が重いと感じる日は、朝食を抜いてみることにした。これが結構、気持ち良い。
パキスタン人が断食は気持ちいいと言っていたのがわかったような気がする。